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・發在P站的刪掉了,這邊重發
・御手杵第一人稱
・R-18G,食人梗


この人の体から、眩しいくらいの赤い液体が、どくどくと。

甘い。苦い。

匂い。

嗅ぎ慣れたはずなのに、今は鼻の奥がひどく痛む。

なぁ、血ってんのがさ、もっと暖かいもんじゃなかったのか?なんで…なんであんたの血は、こんなにもつめてぇんだ?
だってそうだろ?つめてぇから俺は、震えてるんだろ?

「やくっ…そ…ぅ…」

約束?…あの日のことか。俺は冗談で言ってたつもりだったのに、あんたは真に受けて、約束までしてくれたなぁ。
そうだ、あんたはいつだって、まっすぐに俺を見れくれた。ごまかせず、ただ、まっすぐに。
嬉しかったなぁ。

「お…て…ぎね…」

名前を、名前を呼んでくれた。そのきれいな声で、何度も呼んでくれた。
その声が聞きたくて、呼ばれてるの気づいてたのに気づいてないふりして、あんたを怒らせたこともあったなぁ。

「大倶利伽羅、俺は約束を守る。あんたとの約束だからな。」
「……」




気のせいかもしれない。腕の中で冷たくなっていくこの人は少し、笑った、気がする。俺が何を言ったって何をしたって笑ってくれなかったくせに、こんな時にずりぃよと、喉まででかかった言葉を飲み込んで、俺も笑いかけた。
ちゃんと、笑えた?
いつも怖いくらいに光ってたあの金色の目はもう光を失って、俺の姿も映らないのだろうか。それでも俺は、笑わなければならないんだ。

あんたが笑ってくれたんだ。俺も、笑わなくちゃ、な?

「大丈夫。」
繰り返して。

「大丈夫だよ、大倶利伽羅。」
自分にも言い聞かせるように。

「大丈夫。だいじょうぶ。」
繰り返して。

「俺が、あんたを、食べてあげるから。」


***


『あんたが欲しい。』
『…なんだ、いきなり。』
『あんたのすべてが欲しいんだ。なんて言ったらいいかわからねぇけどさぁ、ただそう思ってる自分がここにいる、欲しいと、願っている。』
『……』
『やっぱ困るよな!わりぃ、今の話なし、冗談ってことで』
『別に、困らない。』
『…え?』
『欲しいなら、貰っていけばいい。』
『いやぁだから、じょうだん』
『どうすれば、俺はお前のものになれる?』
『……極端だけど、あんたが死んで、俺があんたを食べる…とか…』
『ああ、それでいいのなら。』
『…』
『俺が死んだら、お前が俺を食べてくれ。約束だ。』
『やく、そく。』


***


ほんの冗談のつもりだった。
いや、半分本気だったかもしれない。
そんな日が来るわけないだろうと、頭の中ずっと思ってた。

約束だって言ってくれたこの人の目が、あんまりにも真剣で。
あぁでも、本当にその日が来たら、食べてあげなくちゃなぁって、それもずっと、思ってた。

あんただから、思えた。

その長い指。
細いのに意外と力強い腕。
きれいないれずみ。

「全部、俺のものだ。」

くちゃくちゃ。
舌に絡みつく血と肉の感触、甘くて、苦くて、鉄の味がした。

「人間の体でも鉄の味がするんだなぁ。俺は最初怖かったんだよ、人間でもねぇのにさ、こんな手足生えて、なにがどうしたいんだって。でも、この体のおかげで、あんたと一つになることができたんだ、感謝しねぇとなぁ。」

まだわずかに鼓動を打ってる赤い塊、これは心臓というものらしい。

「きれいな赤だ。」
「っ……」
「ん?なんだってぇ?…ああ、わかってるよ、そうあせんなって。心臓ってやつを間近で見る初めてだからさ。」

とても小さな塊、だけど人間にとっては大事なものらしい、ここを刺せば人間は死ぬんだから。
口の中に入れて、喉を通っていく鉄の味しかしない塊は、その味に反して、とても柔らかい感じがした。
あんたの大事なものは今俺の中にある、この気持ちを誰かに伝えたい。あんたに、伝えたい。こんなにも満たされてる俺の気持ちを、誰にも伝えることができないのか?それは、もったいねぇなぁ。

吐きたいくらい、泣きたいくらい、叫びたいくらい。
愛しい。

寂しい。

「俺は、あんたが好きだ。ただそれだけのことも言えなかった俺にあんたは、すべてをくれるって約束までしてくれた…俺は幸せもんだな。」

もっと早く言えばよかった。
(でも怖かったんだろ?)
そしたら違う形の幸せもきっとあったはずなのに。
(欲張りすぎんなよ。)
なんでいつも気づくの遅いんだ。
(気づくだけマシだろ?)

「もういいんだよ、今は幸せなんだよ、それで十分だろう。」

静かに目を閉じてるこの人の首を抱いて、頭の中のうるさい声が消えた。空はありえないほどに澄み渡ってて、きれいな赤い色の空が。

「これからどこに行こうかな…本丸には帰れねぇしなぁ。」

でも、まぁ、どこだっていいよな。
あんたと一緒なら、どこへだって行けるから。



終わり。(2015.12.08)


ちょっとだけ補足。
敵にやられた大倶利伽羅を御手杵さんが食べる話、なんか書いてて御手杵さんが大倶利伽羅を殺したように見えるから一応。
好きだったってこと伝えてはなかったが、大倶利伽羅はそれに気づいてるので一応両思い(のつもり)。
最初は体全部食べさせる予定だったが、やはり頭だけは残したかった。



---譯文---
為什麼翻譯自己寫的東西?因為我很閒(ry

从这个人的身体里不断涌出的,有些刺眼的红色液体。

香甜的。微苦的。

气味。

明明应该是已经习惯的气味,现在鼻子深处却如此的疼痛。

呐,血这东西不是应该,更加温暖才对么?为什么……为什么你的血会,这么的冰冷呢?
是这样没错吧?因为冷,我才会颤抖的吧?

「约……定……」

约定?……是那天的事么。我只是想开个玩笑,你却把玩笑当真,甚至和我许下了约定啊。
你总是这样,笔直地看着我。从不伪装,只是,笔直地。
我真的很高兴啊。

「御……手……杵……」

你,叫了我的名字。用那好听旳声音,一次又一次地叫着我的名字。
因为想听你的声音,听到你叫我却装作没有听到的样子,还把你惹生气了呢。

「大俱利伽罗,我会遵守约定的。因为那是和你的约定。」
「……」

也许是我的错觉,在怀中渐渐冷去的这个人好像,笑了一下。无论我说些什么做些什么都不肯对我笑,这种时候简直太狡猾了。我吞下已经达到喉咙边的话语,也对着他笑了。
有好好地,笑了么?
总是闪烁着令人畏惧的光芒的金色瞳仁已经失去了光彩,连我的身影也看不到了么。即使如此我也,必须要笑出来。

你对我笑了。我也,要笑才行啊,对么?

「放心。」
重复着。

「放心吧,大俱利伽罗。」
也像是对自己说着一般。

「放心。没问题的。」
不停重复着。

「我会,把你吃掉的。」


***


『我想要你』
『……突然说什么。』
『我想要你的全部。该怎么说我也不清楚,只是这样想着,渴望着得到你。』
『……』
『果然会为难的吧!抱歉,刚才说的不算,就当做个玩笑。』
『并不会。』
『……诶?』
『想要的话,拿去就好。』
『所以说是开玩笑……』
『要怎么做,我才能成为你的?』
『……虽然有些极端,比如你死了之后,我把你吃了……之类的……』
『好,如果你想那样做的话。』
『……』
『如果我死了,你就吃了我。约好了。』
『约,定。』


***


只不过打算开个玩笑。
不,也许有一半是认真的。
脑子里总是在想,那样一天不可能会来的。

对着我说约好了的这个人的目光,实在是太过的认真。
所以我也一直在思考着,若是那一天真的来了,我一定要吃掉才行啊。

因为是你,我才会有这样的想法。

那修长的手指。
纤瘦却强壮的手臂。
漂亮的纹身。

「全部,都是我的了。」

咕唧咕唧。
缠绕于舌头上血肉的触感,有着香甜微苦的,铁锈的味道。

「人的身体也会有铁的味道么。我开始是有些害怕的,又不是人,却生出这样的手和脚,到底是要做些什么呢。但是,因为这个身体,我才能和你合为一体,必须要感谢才行啊。」

还在微微跳动的红色肉块,这似乎就是名为心脏的东西。

「真是好看的红色。」
「唔……」
「嗯?你说什么?……嗯我知道的,不要太着急。我还是第一次在这么近的地方看到心脏呢。」

非常小的肉块,但对于人来说是无比重要的东西,因为刺穿这里人就会死去。
放入口中、滑过喉咙的只有铁锈味道的肉块,与那味道相反,有着很是柔软的感觉。
你的重要的东西现在在我体内,好想把这种心情传达给别人。想要,传达给你。如此被填满的我的心情,难道已无法传达给任何人了么?那真是,太可惜了。

像是要呕吐一般,要哭泣一般,要嘶喊一般的。
爱恋。

寂寞。

「我,喜欢你。连这么简单的话都没能说出口的我,你竟做下将一切都给予我的约定……我真是个幸福的人。」

早点说出来就好了。
(但是很害怕吧?)
说出来的话明明会有其他形式的幸福存在。
(不要太贪心啊。)
为什么总是察觉得这么晚。
(能察觉到就算不错了。)

「够了,现在很幸福。这样就足够了。」

抱着已静静地闭上眼睛的这个人的头颅,脑中吵人的声音消失了。头顶上是不可思议般地清澈无云,好看的红色天空。

「以后去哪里好呢……也回不了本丸了。」

但是,去哪里都无所谓吧。
若是和你一起的话,无论是哪里也能到达的。



完。
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